2013年4月15日月曜日

32/100 謎は深まる

暖かくなってから、
色々とやろうと思っていたことがついに現実化したのか、
”チラシを見た”と当社に声を掛けてくれる方も増え、
昔からのお客様も、お声を掛けてくださり、
4月に入ってからおかげさまで、中々あわただしく過ごさせていただいております。

しかしながら、このペースが一年間ずっと続いたとしても、
バブル時代の父の全盛期の売り上げには、
遙か彼方、遠く及びません。

どうやって、そんなにお仕事を頂いたのか?と言うことも謎ですが、
それ以上に、
そんなに沢山の仕事を、どうやってほぼ全員満足していただけるレベルで仕上げていったか?
不思議でしょうがないです。

自分の出来る量を確実に一歩一歩広げていくしか無いですね。



2013年4月5日金曜日

31/100 建具取付

農作業用の物置のサッシが故障し、制作で建具を入れました。

農作業用の小屋と言うことで、住宅に比べて簡単に作られているため、
ゆがみが出やすくなっています。
アルミのサッシだと後々調整が出来ません。
木製で作っておけば、建物が歪んだときに、削ったり足したり
ある程度思い通りに調整できるので木製を選択しました。

作ってきた建具を入れる際に、調整をします。
こういった、職人さんの迷いのない動きというのは
見ていてほれぼれして、見とれてしまいます。
そして、BGMを付けるとしたら、こんな感じでしょうか?
私に動画を編集する技術は無いので、同時に流してみてください。








この曲を使うと、誰でも”日本の職人”って感じがしますね。


2013年4月2日火曜日

30/100 手摺取付

手摺の取付を行いました。

手摺の取付は、簡単に済む場合と、結構手間が掛かる場合がありまして、
今回の取付は中々難易度が高めでした。


写真では分りにくいのですが、
この壁は土壁の上にビニールクロスを貼った物になっています。
手摺の金具は壁の中の柱に取り付けないと力を掛けられませんが、
土壁の中に柱は無いのです。
力を掛けられるような物を設置する必要があります。

そして、1階と2階を横切る段差。
昇る途中で段差があると手摺の意味が半減してしまうので高さを揃えてあげる必要があります。



大工さんは宮本さん、祖父の時からお世話になっています。

どんな工業的なハウスメーカーで作っても、完全な垂直、直角、水平というのは作れないですし、
住み続けていれば長年の間で、多少は狂ってきます。
まぁ、普段は全く感じないですが・・・。

そういった狂いがあるので、材木も単純に長さを測って平行に切ればよいと言うわけではないのです。
丁寧に測りながら、狂いに合わせて切るので、余計に手間が掛かります。


そんな格闘をしながら、手摺が取り付けられるように、
下地となる材木をまず壁に取付け、そこに手摺を取り付けました。

段差の部分もその厚みに合わせるように材木の厚みを調整して、
まっすぐ素直に手摺がとりつきました。